「あれ?振り込まれない…」公務員を退職後、最後の給料はいつ?
こういったお悩みにお答えします。
公務員を退職後、最後の給料がいつ振り込まれるのかを知っておかないと、生活費の計画が立てられません。退職の翌月まで給料が振り込まれるものだと勘違いして慌てることになってしまいます。
この記事では
これらについて解説していくので、最後まで読むと、公務員を退職したあとの給料の取り扱いについてわかります。
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公務員を退職すると、翌月には給料が振り込まれない
あなたが公務員を退職すると、給料が翌月振り込まれることはありません。
なぜなら公務員の給料は当月払いだからです。その月の分の給料は、その月の給料日(16日~21日あたり)に支払われます。一部が前払いされているようなイメージですね。
「新卒で入ったばかりの4月にも、ちゃんと給料が支払われた」ということを覚えている人もいるでしょう。
このように当月払いを採用しているため、退職した翌月に給料が振り込まれることはありません。あてにしないように気をつけましょう。
公務員には失業保険もないので、退職後はすぐに収入が途絶えてしまいます。
間を空けずに転職する・在職中に十分な貯蓄を確保しておくなど、退職後の生活を守る対策を立てておきたいですね。
退職手当(退職金)は翌月に振り込まれる
公務員の退職手当(いわゆる退職金)は退職日から1ヶ月程度、すなわち退職の翌月に振り込まれることが多いです。
勤続年数が長い人にとっては大きな収入となるでしょう。
公務員を退職した翌月には「給料は振り込まれないけど、退職金は振り込まれる」ということを念頭に置いて計画を立てましょう。
振り込まれた退職金は賢く運用しよう
せっかく振り込まれた退職金は有効に活用しましょう。パーッと使い切ってしまうのもいいですが、公務員を辞めた今、なるべく多くの貯蓄は確保しておきたいところ。
NISAなどの税制優遇措置つき制度を上手に使いながら賢く資産を運用するのがおすすめです。
公務員が「泥船化」する原因と、今日からできる対処法
残念ですが、公務員という安定していない職業を選んだ人は、今後どんどん悪化していく労働環境と向き合っていかなくてはなりません。公務員はもはや「沈みゆく泥船」なのです。
- ほとんど仕事をしてない人が高給取りなのはおかしい
- 割り当てられる仕事量が、周りと比べてやたら多く感じる
- 古くて非合理的な仕組みが多く、やりがいを感じられない
こんなふうに思ったことがある人は特に要注意。このまま思考停止で働き続けていると、悪化していく労働環境に押しつぶされ精神を病むなど人生が台無しになってしまうかもしれません。
筆者も以前は公務員が泥船であることに気づかず、「定年まで公務員なんだろう」と思考停止で過ごしていました。組織への不満や理不尽さにモヤモヤを感じながらも「社会ってこんなもん」と自分を納得させながら過ごす日々。
しかし、ある年の人事異動により状況が激変しました。理不尽な業務量により忙殺される毎日が始まったのです。周囲からの助けや理解も得られず、「なんで自分だけこんな目に合うんだろう…」とひとりで悩み続けていました。
そんな生活を続けるうち「このままでは、自分の心身が壊れてしまう」と強い危機感を抱き、自分の身を守るために行動を始め、公務員を退職するに至ったのです。
もしあのまま思考停止で公務員生活を続けていたら、今頃はどうなっていたかわかりません。かなりの高確率でうつ病などを発症していたのではないでしょうか。
公務員を退職した今では、フリーランスのブロガー・ライターとして楽しくお金を稼ぎながらストレスのない生活を送っています。
ここで提案なのですが、あなたも今から対策を打っておきませんか?
あらかじめ準備をしておくことで、いざというときに選択肢を増やすことができます。精神的に追い詰められてなお公務員にしがみつき、心身の健康を損なってしまう…そんな最悪の未来を避けることができるでしょう。
各種法令による制限を受けている公務員ですが、在職中でも自分の身を守るために打てる手はあります。
- 筆者が脱公務員を意識するようになってから始めたこと
- 在職中は知識不足で始められず、退職後に後悔していること
下記のnote記事ではこれらについて紹介しているので、「公務員生活に不満はあるが、なにをすればいいかわからない」という人も行動を始めやすくなるでしょう。
- 記事の前半:公務員組織の現状と将来予測
- 記事の後半:在職中の公務員が今日から取るべき対策
記事はこのような二部構成になっています。もともとは別の記事としてリリースする予定だったものを1本にギュッとまとめました(その結果としてかなりの大ボリュームに…)。前半の情報が頭に入っていないと、後半の「対策」に取り組む人の割合がガクっと下がってしまうと考えたためです。
記事の執筆にあたっては、信頼できる公的資料をベースにするのはもちろんのこと
- 元公務員として、内側からの視点
- フリーランスとして、外側からの視点
この両面から分析することではじめて見えてきた内容を数多く記載しています。まずは前半部分で、あなたを取り巻く職場環境がなぜ悪化していくのかを把握してください。そのうえで、後半部分で解説している対策に取り掛かるのがおすすめです。
「泥船」という例えのとおり、行動を起こすのも実際に逃げ出すのも早い者勝ちです。早期に行動を始めることで、半年後・一年後には周りの職員と大きな差をつけることができるでしょう。
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『公務員を退職後、最後の給料はいつ?』のまとめ
公務員が退職した後、翌月に給与は振り込まれません。当月締めの当月払いですからね。
翌月の振り込みを当てにして生活費の計画を立ててしまうことのないよう注意しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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